世界が注目する日本の介護

『世界が注目する日本の介護 あおいけで見つけたじいちゃん・ばあちゃんとの向き合い方』

という本を拝読しました。

 

この本は、神奈川県藤崎市にある介護施設「あおいけあ」という施設が

舞台となっています。

 

「あおいけあ」は、」わが社と同じ「グループホームと小規模多機能型居宅介護」を

同敷地内で運営をされています。

 

最初は施設経営がうまくいかなかったようですが、

いまでは台湾やフランスをはじめ海外や日本全国から見学者が来るような

施設になっています。

 

著者の青池さんは、介護現場で働きながら、

介護の大切さや自分のやり方で悩んでいたといいます。

 

この本では、そんな青池さんが葛藤の中で、

出会った利用者様から多くのことを学び、

利用者様との向き合い方や介護に携わる人々が抱える問題について

詳しく書かれています。

 

この本で僕が大切なことだと思ったのは、

・介護において利用者様とのコミュニケーション

・利用者様に合わせた介護の方法

・職員間のコミュニケーションの重要性の3つです。

 

1つずつ説明していきます。

 

まず、利用者様とのコミュニケーションについてですが、

利用者様のニーズに合わせたケアをすることの大切なのは

わかっていただけてると思います。

 

これは、利用者様の状況やニーズを正確に把握することが必要であり、

それに基づいて適切なケアをすることが求められているからです。

 

また、利用者様とのコミュニケーションを取り合うことにより、

利用者様の気持ちや意見を理解し、それに応じたケアをすることができます。

 

これによって、利用者様との信頼関係を築き、

より良いケアをすることができると著者は伝えています。

 

次に、利用者様に合わせた介護の方法についてです。

介護は、利用者様の状況やニーズに合わせたケアをすることが

常に求められます。

 

例えば、身体的な支援だけでなく、精神的な支援も必要となる場合があります。

 

そのため、職員は利用者様とのコミュニケーションを通じて、

利用者様に合わせた介護の方法を考えることが大切です。

 

また、利用者様にとって快適な環境を整備することも重要であり、

利用者様の状況に合わせて環境をカスタマイズすることが求められると

著者は言っています。

最後に、職員間のコミュニケーションの重要性についてです。

 

介護においては、職員同士が協力して働くことが求められることが多いです。

例えば、忙しい時には互いに手伝い合い、助け合うことで、

仕事の効率を上げることができます。

 

また、職員同士でのコミュニケーションを通じて、

ストレスや仕事量に負担を感じている職員をサポートすることもできます。

 

職員同士がコミュニケーションを取り、情報や意見を共有することで、

より適切なケアができますし、情報や意見を共有することで、

職員間のコミュニケーションをより円滑に行うことができれば、

利用者様により適切なケアができると著者は言っています。

 

僕も、介護には利用者様とのコミュニケーション、利用者様に合わせた介護の方法、

職員間のコミュニケーションは絶対に必要なことだと思っています。

 

介護に行う際には、利用者様にも、職員同士でも、コミュニケーションが重要であり、

ケアをするのに欠かせない要素の一つです。

 

職員が利用者様との関係性を深め、

利用者様のニーズに合わせたケアをするのは当然のことです。

 

なので、利用者様とのコミュニケーションを通じて、

利用者様の気持ちや意見を理解し、それに応じたケアをすることが必要ですし、

職員同士のコミュニケーションを円滑にすることによって、

複数の職員が協力して利用者様が抱える問題や課題に対応することで、

より適切なケアをすることができます。

 

また一言で介護といっても、身体的なケアだけでなく、

精神的なケアも必要となる場合があります。

 

そのため、職員は利用者様とのコミュニケーションを通じて、

利用者様に合わせた介護の方法を職員全員で考えることが大切です。

 

一言でいうと介護は、『チームワーク』です。

 

職員全員が協力し合って、利用者様に迅速かつ的確なケアをするには、

定期的にチームミーティングを行い、職員同士がコミュニケーションを取り、

利用者様の情報や意見を共有することも大事です。

 

利用者様の状況や課題について意見を出し合い、

情報共有をすることで、一人の職員だけに負担がいかないよう

職員同士が協力して業務に取り組むことも大事です。

 

また、職員同士のコミュニケーションを通じて、

ストレスや負担を感じている職員をサポートすることも重要だと著者は言っています。

 

以上のように、介護においては、効果的なコミュニケーション、

利用者様に合わせた介護方法の提供、職員間のチームワーク、

そして自身のメンタルヘルスのケアが重要があることがこの本では学べます。

 

その他にも、利用者様に寄り添った環境整備についてや

利用者様目線に立っての寄り添い方・地域での関わり方などが、

イラストを使って物語風に書かれているので

本が苦手な人でも読みやすいと思います。

 

利用者様に寄り添り、自分たちが利用者様のために何ができるか？

その疑問が解決できるヒントがたくさん詰まってる内容になっています。

読みたいと思った方は、僕に声を掛けてくれればお貸しします。