株式会社インテント

1. 「大変なのは私たちじゃない」─ いちばん大変なのは利用者様本人

お問い合わせはこちら 採用情報

「大変なのは私たちじゃない」─ いちばん大変なのは利用者様本人

「大変なのは私たちじゃない」─ いちばん大変なのは利用者様本人

2026/10/09

「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、日々の業務、本当にお疲れさまです。
介護の現場では、

「大変ですね」
「お年寄り相手の仕事は苦労が多いでしょう」と
声をかけられることもありますよね。

もちろん、現場で働く私たちも忙しくて、体力も気力も使います。
でも、私がいつも大切にしたい視点があります。

「いちばん大変なのは、本人(利用者様)だ」
今日はこの視点を、職員みんなで共有したいと思います。


1. 老いることは、想像以上に大変なこと

「老いたらその時に考えよう」が苦しさを大きくする

多くの人は、老いることの大変さを本当の意味では知りません。
知らないまま高齢期に入ってしまう。
そして、いざ現実として

・体が思うように動かない

・視力が落ちる

・耳が遠くなる

・手足の痛みが増える

・思ったことがすぐ出てこない

・トイレや身の回りのことがうまくできない

こうした変化に直面した時、想像していなかった分だけ、受け入れるのに大きな苦労が生まれます。

中には「自分には絶対起こらない」と思っていた人ほど、
その状態を受け止めるのがつらくなることもある。
ここが、老いの問題をより難しくしてしまう原因の一つだと私は感じています。


2. 「大変ですねえ」と言われた時こそ思い出してほしいこと

大変さの中心は、私たちではなく利用者様

職業柄、よくこう言われます。
「大変ですねえ。お年寄り相手のお仕事じゃ」

その時に私は、こう返したくなります。

「いえいえ。大変なのはご本人ですから。老いるって、本当に大変だと思います。」

私たちは仕事として関わっています。
知識も経験も、仲間もいます。
支援する道具も仕組みもあります。

でも利用者様は、毎日自分の体の衰えと向き合い、
自分の人生の終盤を生きています。
それは、外から見える以上に、心と体に負担がかかることです。


3. 利用者様は「悩みながら、工夫しながら、生きている」

“がんばって生きている”ことに敬意を払う

私たちは、症状や介助の必要性に目が向きやすいですが、
忘れてはいけないのは、その奥にある「生きている姿」です。

利用者様は、

・この先どうなるんだろう

・迷惑をかけていないかな

・自分は役に立っているのかな

・ここで安心して暮らせるのかな

そんなことを考えながら、日々を過ごしています。

そして多くの利用者様は、
それでも力を込めて「今日も生きよう」としている。
工夫もしているし、努力もしている。

この姿に、私はいつも頭が下がります。


4. 私たちができるのは「理解し、言葉で整理して伝える」こと

“わかってくれる人”がいることが励みになる

老いの大変さは、本人が一番感じています。
だからこそ、その大変さを周りの人が理解していることが大きな支えになります。

さらに言うと、
「どう大変なのか」を言葉で整理して、本人に伝えてあげることが励みになります。

たとえばこんな言葉です。

・「目も耳も変化してきて、毎日が疲れますよね」

・「痛みがある中で過ごすのは、それだけで大仕事ですよ」

・「できないことが増えるのって、悔しいですよね」

・「それでも今日ここにいてくれるだけで、十分すごいことです」

これは慰めではなく、理解の表明です。
理解されると、人は安心します。
安心すると、人は落ち着きます。
落ち着くと、その人の“力”が戻ります。


5. 現場で意識してほしい関わり方

① 評価しない、比べない

「まだ軽い方ですよ」
「他の人よりできてますよ」
こういう言葉は、本人の苦しさを小さく扱ってしまうことがあります。

大事なのは、本人にとって“つらいならつらい”という事実を尊重すること。

 

② できないことより、がんばっていることを見る

介護は、できない部分に目がいきます。
でも、利用者様は毎日がんばって生きています。

・起きてきた

・食堂に来た

・返事ができた

・表情が動いた

・今日は少し笑えた

こういう“小さな前進”を見つけて、言葉にしてください。

 

③ 「あなたが大変なのは当然です」と伝える

老いの苦労を“本人の弱さ”にしない。
ここが寄り添いの核心です。


グループホームいろは・ファミリーケアいろはの意図

私たち「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」は、
いちばん大変なのは利用者様本人だという視点を持ち、
その大変さを理解し、言葉にして寄り添うことを意図しています。

介護技術も大切です。
でもそれ以上に、寄り添う心があるから、利用者様は安心できます。
安心があるから、生活が整い、生きる力が保たれます。


社長から皆さんへ(締めの言葉)

最後に、私から皆さんへ。

私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の職員には、
利用者様を第一に考え、仲間を大切にし、「いちばん大変なのは本人だ」という視点で寄り添える職員であってほしいと願っています。

私たちが忙しい時ほど、この視点は薄れやすい。
だからこそ、チームで思い出し合いましょう。

会社は皆さんのことを第一に考えています。
これからも一緒に、温かく誇れる介護をつくっていきましょう。

----------------------------------------------------------------------
株式会社インテント
〒886-0004
住所 : 宮崎県小林市細野2283番地3
電話番号 : 0984-27-3885


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。