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1. 小さな一対一が介護を変える ─ 「ひとりの人間」として向き合う力

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小さな一対一が介護を変える ─ 「ひとりの人間」として向き合う力

小さな一対一が介護を変える ─ 「ひとりの人間」として向き合う力

2026/07/24

「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、いつも本当にお疲れさまです。

日々の現場は、時間に追われ、複数の利用者様を同時に見ながら動くことも多いと思います。
その中で一人ひとりに丁寧に向き合ってくれていることに、心から感謝しています。

今日のテーマは、介護の質を底上げする“地味だけど強い”方法です。
それは 「小さな一対一をどんどんつくる」 ということ。

介護は集団生活の支援でもありますが、土台にあるのはいつも
「ひとりの人間」対「ひとりの人間」 の関係です。


1. 介護の基本は「ひとりの人間」対「ひとりの人間」

「ひとりの社会人」として敬意を払う

私が言う「ひとりの人間」とは、ただの“利用者様”という括りではありません。
その人は、

・名前があって

・仕事や役割があって

・家族があって

・今日・明日・未来を持っている

立派な 一社会人 です。

誰だって、全体でくくられると気持ちは曇ります。
「みんな同じ」「高齢者はこう」「認知症の人はこう」
そう扱われると、人は自分の価値が薄くなる感覚になります。

でも、ひとりの社会人として接せられると、人は気持ちがシャンとします。
そして、心の中でこんなスイッチが入るんです。

「あら、きちんとしなくちゃ」

このスイッチを作れるのが、一対一の力です。


2. 「小さな一対一」を重ねると、いいことが増える

① “私”に意味が戻る

一対一を重ねると、利用者様の中に「私」が戻ります。
“集団の中の一人”ではなく、“ここにいる私”として扱われるからです。

・「○○さんは、どう思います?」

・「○○さんのやり方でお願いします」

・「○○さんがいてくれると助かります」

こういう言葉や姿勢が、「私には意味がある」を育てます。

 

説明が通りやすくなる(顔でつながる力)

たとえば、初めてのレクや、何かのお誘いをする時。
関係が薄いと、丁寧に説明しても「よく分からない」「不安」となりやすい。

でも、普段から一対一を重ねていると違います。
顔でつながっていると、

・「あの人が言うなら大丈夫」

・「一回やってみよう」

という気持ちが生まれます。

顔でつながることは、とても大事。
そのためにも、日頃から一対一の関係を作っておくことが重要なんです。

 

不安が減り、問題が減る

一対一でつながると、利用者様は「見てもらえている」と感じます。
すると、不安が減り、落ち着きやすくなります。

不安が減ると、拒否や不穏、イライラも減りやすい。
これは現場の負担軽減にもつながります。


3. 集団ケアの中で「一対一」を作るコツ

① 30秒の一対一を増やす

長時間の会話ができなくてもいいです。
大事なのは「一対一の瞬間」を増やすこと。

・目を見て名前を呼ぶ

・うなずいて一言返す

・近くに寄って短く聞く

・「後でまた来ますね」と約束する

30秒でも、心の接続はできます。

② “全体の声かけ”を“一人の声かけ”に変える

×「みなさん、お待ちくださいね」
〇「○○さん、今行きますね。少し待ってくださいね」

この違いは大きいです。
利用者様は「私に言ってくれた」と感じます。

③ “役割”を一人に渡す

一対一が育つのは、会話だけではありません。
小さな役割も立派な一対一です。

・タオルをたたむ

・コップを並べる

・テーブルを拭く

・花に水をあげる

「○○さんにお願いしたい」が、尊厳と前向きさを作ります。


4. 職員同士も「一対一」を大事にする

利用者様に一対一を提供するには、職員同士の関係も大事です。
助け合いがあると、一対一の時間が生まれます。

・「今、○○さんのところ行ってくるね」

・「こっちは任せて」

・「ありがとう、助かった」

こういうやりとりが、現場の空気を良くし、結果的に利用者様の安心につながります。


グループホームいろは・ファミリーケアいろはの意図

私たち「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」は、
利用者様を“ひとりの人間・ひとりの社会人”として尊重し、
小さな一対一を積み重ねることで、生きる力と安心を育てることを意図しています。

介護技術も大切。
でも、その技術を本物にするのは、寄り添う心です。

一対一は、その寄り添いを形にする一番確実な方法だと私は思っています。


社長から皆さんへ

最後に、私から皆さんへ。

私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の職員には、
利用者様を第一に考え、仲間を大切にし、ひとりの人間として向き合える職員であってほしいと
願っています。

集団ケアの中でも、必ず一対一の瞬間は作れます。
その小さな積み重ねが、利用者様の心を明るくし、毎日を前向きにします。

会社は皆さんのことを第一に考えています。
これからも一緒に、温かく誇れる介護をつくっていきましょう。

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