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笑顔は伝わる、でも“敬意のない笑い”は禁物─ 表情と心が映し合う介護

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笑顔は伝わる、でも“敬意のない笑い”は禁物─ 表情と心が映し合う介護

笑顔は伝わる、でも“敬意のない笑い”は禁物─ 表情と心が映し合う介護

2026/05/22

「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、日々の業務本当にお疲れさまです。
食事、排泄、入浴、移動、記録…やることは多く、気を張る場面もたくさんあると思います。

それでも利用者様に丁寧に向き合ってくれていることに、心から感謝しています。

今日は介護技術の話ではありません。
介護の現場で、実は一番影響力が大きい「私たち自身の在り方」についてです。
テーマは 「鏡になる」。

利用者様の心は、私たちの表情や態度に強く影響されます。
言い換えると、私たちは利用者様にとって“鏡”のような存在なんです。


1. 笑ってもらうのに、言葉はいらない

こちらが笑えば、相手も笑い返す

利用者様を笑顔にするのに、難しい言葉や特別な話題は必ずしも要りません。
こちらがニコニコしていれば、利用者様がふっと笑い返してくださることがあります。

反対に、こちらがイライラしていたり、キーッとなっている空気を出していると、利用者様の気持ちは高ぶったり、暗くなったりしてしまう。
これ、皆さんも現場で何度も感じたことがあるはずです。

まさに「鏡の関係」

・こちらが笑っていれば、利用者様は笑う

・こちらが安心していれば、利用者様は安心を覚える

つまり、利用者様の表情は、私たちの表情の“反射”になりやすい。
この視点を持つだけで、ケアの質は変わります。


2. でも「笑い」がいつでも正解じゃない

禁止したい“敬意のない笑い”

笑顔は大切です。
ただし、笑い方には注意が必要です。私はここを強く伝えたい。

・笑いながら謝らない

・笑いながら怒らない

・笑いながらごまかさない

相手が真剣なときに、ふざけたように返すのは危険です。
それは相手の悲しみや怒りにつながり、「軽んじられた」と感じさせてしまうことがあります。

介護は“やさしさ”の仕事です。
そのやさしさの中には、必ず 敬意 が入っていないといけない。
敬意のない笑いは、利用者様の心を深く傷つけます。


3. 一緒に笑うより大事なことは「一緒に悲しむこと」

利用者様の現実に、想像力を向ける

利用者様は、私たちが想像する以上に、いろいろな“失い”の中で暮らしています。

・自由が減った

・できることが少なくなった

・身体が思うように動かない

・判断に自信が持てない

・いいことが以前より起きにくい

・家族に引け目を感じている

周りは優しく励ましてくれる。
でも、本人の中には、言葉にならない苦しさが残っていることもあります。

ここで大切なのは、無理に元気づけることよりも、
その気持ちを十分に想像し、受け止める立場でいることです。

悲しむことは、奪ってはいけない自由

悲しむことは利用者様の権利です。
私たちが勝手に取り上げてはいけません。

なのに、つい言ってしまいがちな言葉があります。

「そんなことないですよ〜」

この言葉は優しさのつもりでも、受け取り方によっては
“否定”として響いてしまいます。
「この気持ちは分かってもらえないんだ」と、孤独感につながることもあります。


4. 否定しない会話が、希望をつくる

まず“映す”ことが大切

利用者様が悲しい顔をしていたら、まずこちらも真剣な顔になる。
利用者様が不安なら、こちらは落ち着いた空気で受け止める。
これも鏡の関係です。

鏡を覗き込んで、自分の顔がちゃんと映ると人は安心します。
「ここに自分の気持ちが置ける」と感じるからです。
逆に、覗き込んでも何も映らないと、絶望に近い感覚になります。

だから、私たちが最初にするべきことは
正しい言葉を探すことではなく、気持ちを受け止めて“映す”ことです。

現場で使える言い換え例

・「そんなことないですよ」→「そう思うほど、つらかったんですね」

・「気にしないで」→「気になりますよね。今どんな感じですか?」

・「大丈夫」→「不安になりますよね。ここにいますよ」

否定しない。
受け止める。
その上で安心を渡す。
これが“寄り添う会話”です。


5. 職員同士も鏡になる

利用者様だけでなく、職員同士も鏡です。
誰かがピリピリしていると、周りも固くなる。
誰かが落ち着いていると、現場全体が落ち着く。

だから私は、皆さんに「仲良くしてほしい」と言い続けます。
仲間を大切にできる空気は、そのまま利用者様の安心につながるからです。


グループホームいろは・ファミリーケアいろはの意図

私たち「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」は、
利用者様の心を映し、安心と希望を育てる関わりを意図しています。

笑顔で支えることも大切。
でもそれ以上に、悲しみにも寄り添えることが、介護の深さです。
介護技術よりも大事なのは、寄り添う心。
今日はその原点を、もう一度みんなで共有したかったです。


社長から皆さんへ

最後に、私から皆さんへ。

私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の職員には、
利用者様の気持ちを第一に考え、仲間を大切にし、相手の心を映せる職員であってほしいと願っています。

笑顔は力になります。
でも、敬意のない笑いは人を傷つけます。
そして、一緒に笑うだけでなく、一緒に悲しめることが本当の寄り添いです。

会社は皆さんのことを第一に考えています。
これからも一緒に、温かく誇れる介護をつくっていきましょう。

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