「楽しい」を超えて「うれしい」へ
2025/10/24
ーレクリエーションの本当の目的ー
はじめに
皆さん、いつも「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」での介護、本当にありがとうございます。
今日は「楽しいよりもうれしさを優先する」というテーマでお話ししたいと思います。
利用者様だけではなく高齢者に共通していることは、老いることが「不安で情けなくて悲しくなってしまう」ことだと思います。
そうした中で利用者様が本当に求めているものは何か。
それは、単なる「楽しさ」ではなく、「うれしい出来事」ではないかと思っています。
1. 高齢者が抱える不安と孤独
老いがもたらす心の揺れ
高齢になると、多くの方がこんな感情を抱きます。
・老いることへの不安
・思うように体が動かない情けなさ
・認知症や障害への恐れ
・社会から取り残される感覚
これはグループホームいろは・ファミリーケアいろはの利用者様も同じです。
これらの気持ちは、時に「悲しみ」となり、生活の中に影を落とします。
「楽しい」だけでは埋められないもの
レクリエーションや脳トレは確かに大切です。
笑顔が生まれ、脳を刺激し、体を動かす効果もあります。
しかし、心の奥底にある「不安」「孤独」「置き去りにされた気持ち」は、楽しいことだけでは癒すことはできないと私は思っています。
2. 「うれしい出来事」が心を支える
心が動く瞬間とは
利用者様にとって、本当に心が動く瞬間は「うれしい」と感じたときのほうが大きいと私は感じています。
私たちも心が動いたり、心が明るくなるのは「うれしい出来事」のほうが多いと思います。
・職員に自分の気持ちを理解してもらえたときのうれしさ
・「このままの自分で大丈夫」と安心できたときのうれしさ
・小さな役割を任され、必要とされていると実感したときのうれしさ
これらは「笑ったから楽しい」という一時的な感情ではなく、「自分はここにいていいんだ」という深い安心感をもたらします。
「楽しい」より「うれしい」を優先する理由
レクリエーションの目的は「楽しい」ことではなく、利用者様が「うれしい」と感じられる体験を届けることも必要です。
「私を分かってくれる人がいる」
「社会から取り残されていない」
と実感できる時間をつくることが、何より大切なのです。
3. 具体的にできる「うれしい介護」
声かけの工夫
「うれしい」を届ける第一歩は、ちょっとした声かけです。
「○○さんがいてくれると助かります」
「いつも気づいてくださってありがとうございます」
「今日も一緒に過ごせてうれしいです」
これらの言葉は、利用者様に安心感と誇りを与えます。
小さな役割を作る
日常の中で役割を担ってもらうことも、「うれしい」につながります。
花に水をあげる
食事の準備を手伝う
新聞を配る
小さなことでも「自分は役に立っている」と思えることが、利用者様の心を支えます。
4. 職員に求めたい姿勢
「寄り添う心」がすべての基本
介護の現場では技術が重視されがちですが、利用者様の心を本当に支えるのは「寄り添う心」です。
・利用者様の不安に気づく
・その気持ちを否定せず受け止める
・「ここに居場所がある」と伝える
この積み重ねが、利用者様にとっての「うれしい出来事」となります。
職員同士の連携も大切
また、「うれしい介護」を実現するには職員同士の協力が欠かせません。
日常の中で気づいたことを共有し合い、同じ視点で利用者様に寄り添うことが、より安心できる環境をつくります。
5. 「うれしい出来事」を感じてもらう施設へ
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」が目指すのは、利用者様が安心して「うれしい」と感じられる場所です。
笑顔あふれるレクリエーションももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、利用者様が「ここにいていいんだ」と思えること。
そのために私たちができることは、毎日の小さな関わりを通じて、「楽しい」を超えた「うれしい」を届けていくことです。
社長から皆さんへ
最後に、私から皆さんに伝えたいことがあります。
私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く職員に、利用者様の気持ちを第一に考えられる人であってほしいと思っています。
介護の技術ももちろん必要ですが、それ以上に、利用者様の不安に寄り添い、「うれしい出来事」を届ける心を大切にしてほしいのです。
「楽しかった」も素敵ですが、「うれしかった」と思える瞬間こそが、利用者様にとっての生きる力になります。
その小さな積み重ねを、私たち全員で大事にしていきましょう。
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