相談のポイント
2024/11/22
前回は相談の基本についてお伝えしました。
今回はどんな相談を聞いたらいいのかなど
「相談のポイント」についてお伝えしていきます。
よくあるのが、
「こんなことを相談してもいいのかな」や
「忙しいそうだし相談は今度にしよう」などと
遠慮しがちですが、積極的に相談しましょう。
前回もお伝えしましたが、相談するということは、
「いま怒っている問題を解決したい」という気持ちです。
介護の仕事は経験が必要になってきます。
介護経験が浅い場合なら、なおさら「知らないこと」や
「わからないこと」が多くあるのが当たり前です。
「知らない」・「わからない」こと自体が悪いのではなく、
「知らないまま」・「わからないまま」仕事をする方がよくないです。
「知らないまま・わからないまま」仕事をするというのは、
利用者様に対してまたは仕事に対して無責任ということです。
「知らないまま・わからないまま」にせず、
積極的に相談して自分の知識や経験にして仕事に生かしてください。
また「報告」や「連絡」はどちらかというと、相手に対して「与える」行為になります。
しかし、「相談」は「相手の人から与えてもらう」行為になります。
つまり、相談に乗ってくれる人は、
・相談者のために時間やエネルギー
・自分自身が苦労して手に入れた経験やスキル
・知識を無償で相談者に与えてくれてるということです。
相談される側の気持ちになって考えればわかると思いますが、
相談者が「相談に持ってもらうのが当たり前」などの態度をされると
、相談される側としてはいい気がしません。
相談するときは「感謝の気持ちを持って相談する」ことを絶対に忘れないでください。
また、ときどき自分の意見を持たずに相談する人もいます。
相談者の意見がない相談は単なる愚痴や文句にしか聞こえませんし、
「どうしたらいいと思いますか?」と相談されても困ります。
相談される側からすると「何の相談なのかがわからない」こともあります。
なので、相談される側の負担を少なくするために、
相談者は「自分の意見を持って相談する」ことを徹底してください。
自分の意見とは「解決策」と「思考のプロセス(なぜそのように考えたのか?)」です。
解決策とは「
〇〇の状況なので、〇〇に考えた結果、このような解決策を考えたのですが、
この解決策を実行してもよろしいでしょうか?」などです。
大事なのは、
「結論だけでなく、その結論を出した自分お考え方を伝える」ことが重要です。
相談するときは、
「いま〇〇が問題になってます。どうしましょう?」と相談するのではなく、
「いま〇〇が問題になっています。その原因は〇〇だと私は思っています。
なので、この問題を解決するには、〇〇が必要だと私は思います。
この解決策を実行してもよろしいでしょうか?」など自分の考えをしっかり伝えましょう。
ここまで、報連相の基本とポイントについてお伝えしてきました。
報連相と一言で言っても、報告と連絡が混ざっていたり、
連絡のことを報告と勘違いしていた人いるかと思います。
まずは、報告とは何か・連絡・相談とは何かを意識して使い分けていくといいと思います。
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