話すことは心のリハビリ
2025/11/14
ー会話が生きる力を育てるー
はじめに
皆さん、日々「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」での介護、本当にありがとうございます。
介護の現場でよく耳にするのは「体の体操」「頭の体操」という言葉ですが、私はそこにもう一つ加えたいものがあります。
それは 「心の体操」 です。
利用者様にとって、体を動かすことや頭を使うことも大切ですが、「心の動き」も大事だと思っています。
今日はその大切さについて一緒に考えてみましょう。
1. 「話すこと」が健康の源
口や頭だけでなく「心」を動かす
利用者様の元気を保つ方法はいろいろありますが、そのひとつが「話すこと」です。
話すことは単に口や頭を動かすだけではありません。
感情を伴い、人とつながり、自分の存在を確かめる行為です。
もし、
・何を見ても感動しない
・疑問を持たない
・美しいと感じない
・嫌だとすら思えない
そんな状態が続くと、人は心を動かす機会を失ってしまい、だんだん心も動かなくなってきます。
会話は心を潤す栄養
「話す」ことは、頭の体操であると同時に、心の体操にもつながります。
レクリエーションなどで「なるほど!」「そうか、わかった!」「やっとわかった!」と気づきを得たり、笑い合ったりすることで、心が豊かに動くのです。
口や頭を使ってやり取りをして、心も一緒に動かすことに意味があると私は思っています。
2. 頭の体操と心の体操を一緒に
レクリエーションの役割
施設で行うレクリエーションは、体を動かすリハビリや脳トレだけが目的ではありません。
そこには「心を動かす」という大きな役割があります。
・クイズで「うーん」と考える
・歌を歌って「懐かしい!」と喜ぶ
・ゲームで「勝った!」「負けた!」と感情を表す
これらはすべて、頭の体操であると同時に心の体操でもあるのです。
「やらされる訓練」にならないために
嚥下訓練や歩行訓練も大切ですが、本人の心が伴ってないと「ただやらされている」と感じるかもしれません。
そう思った瞬間に心は冷めてしまいます。
「なぜやるのか」「どんな意味があるのか」を理解し、心が前向きであってこそ訓練は効果を発揮します。
3. 会話が生み出す心の動き
ちょっとした声かけの力
日常の会話も立派な心の体操です。
「今日は天気がいいですね」
「この花、きれいですね」
「○○さんの声が元気で安心します」
こうした声かけは、利用者様の心を動かし、自分の存在を再確認するきっかけになります。
会話の数だけ心が動く
会話を増やせば、その分だけ利用者様の心が動きます。
たとえ短いやり取りでも積み重なれば、「私はここにいる」「自分はまだ誰かとつながっている」という実感につながります。
4. 職員に求めたい姿勢
技術より大事な寄り添う心
介護では技術的な支援が必要不可欠です。
しかし、技術だけでは利用者様の心を満たすことはできません。
本当に大切なのは 「寄り添う心」。
・不安を感じたら「大丈夫ですよ」と声をかける
・喜びを共有して「一緒にうれしい」と伝える
・ささやかな変化にも気づいて褒める
この積み重ねが利用者様の心を温め、日々の生活を豊かにします。
職員同士の協力も不可欠
また、心を動かす関わりを続けるには、職員同士の協力が必要です。
声かけの工夫や気づきを共有し合い、チーム全体で「心の体操」を支えていきましょう。
5. グループホームいろは・ファミリーケアいろはで意図するもの
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」では、利用者様の頭の体操はもちろんのこと、もう一歩踏み込んで心の体操も大切にしていきましょう。
体を動かすことだけでなく、心を動かすことを積み重ねること。
会話も体操も訓練も心(感情)も引き出してあげることが大事です。
それが、利用者様の「生きる力」を支えると思います。
社長から皆さんへ
最後に、私から皆さんにお伝えしたいことがあります。
私は、利用者様の気持ちを第一に考えられる職員になってほしいと思っています。
介護の技術を身につけることも大事ですが、利用者様にとって何より大切なのは「寄り添う心」。
「頭の体操」と「心の体操」を意識して、毎日の会話やレクリエーションに取り組んでください。
それが利用者様に「生きていてよかった」と思ってもらえる瞬間を生み出します。
皆さんと一緒に、これからも心のこもった介護をつくっていきましょう。
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