心に水と光を ─ 利用者様に『生きていく実感』を届ける介護
2025/10/10
はじめに
皆さん、いつも「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で利用者様のために力を尽くしてくれてありがとうございます。
私たちが日々向き合っている介護の本質は、「身体を支えること」だけではありません。
それ以外に、利用者様が「生きている実感”を感じられるかどうか」です。
今日は「生きていく実感とは何か?」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
1. 生きている実感はどこから生まれるのか
小さな気づきが「実感」になる
人は、ほんの小さなことからでも「生きている意味」を見つけられます。
・大切なことをした
・大切なことを知った
・大切なことを思い出した
・大切なことを思い描いた
・今日は良いことを聞けた
・懐かしいことを思い出した
こう思えるだけで、人はその日が特別な1日になります。
この積み重ねが、人に「生きていく手応え」を与えるのだと私は思っています。
逆に「何もなかった日」
一方で、「今日は何もなかった」と感じる日が続くとどうでしょうか。
「明日もきっと何もない」と思い込んでしまい、やがて「生きる力」そのものを奪われ、「生きていく実感」は感じられません。。
だからこそ、小さな実感を毎日届けることが私たちの役割なのです。
2. 介護職員が果たす「心の水やり」
利用者様の心を枯らさないために
介護の仕事は、身体を支えるだけでなく、心をケアすることでもあります。
人の心は、植物と同じように水や光を必要とします。
・水=職員の声かけや共感
・光=安心できる場や笑顔のやり取り
職員一人ひとりが「心の水やり」「心に光を当てる」存在になれば、利用者様の心は自然と元気を取り戻します。
心が元気になるだけで、利用者様の「生きる力」や「生きていく力」を育んでいける。
私はそう思っています。
小さな役割の力
生きている実感を持っていただくために、日々の中で小さな役割をお願いするのも効果的です。
・洗濯物をたたむ
・食卓を整える
・花に水をやる
こうした役割は「私はまだ誰かの役に立っている」という感覚を育み、自分の存在を肯定する力につながります。
3. 「思い出」と「未来」をつなげる関わり
過去を思い出すことの意味
介護の現場では、昔の思い出を語っていただくことも大切です。
「昔はこんな仕事をしていた」「若い頃はこんな夢があった」と振り返ることで、利用者様は自分の人生に誇りを取り戻します。
未来を思い描くことも大切
同時に、「これから何をしたいか」という未来への視点も忘れてはいけません。
「次の誕生日にはケーキを食べたい」
「来月はお花見に行きたい」
そうした小さな楽しみが、生きる力を支えるのです。
4. 職員同士の協力が「実感」を強める
チームで生きる実感をつくる
「生きていく実感」を利用者様に届けるには、職員同士の連携が欠かせません。
・声かけの工夫をチームで共有する
・レクリエーションの企画を一緒に考える
・利用者様の笑顔や変化を記録して共有し合う
こうした協力が積み重なれば、利用者様にとっての毎日はもっと豊かで温かいものになります。
5. 技術より大切な「寄り添う心」
介護の世界では、知識や技術がもちろん必要です。
しかし、それ以上に価値があるのは「寄り添う心」だと僕は思います。
・不安そうな表情に気づいて声をかける
・喜びを一緒に分かち合う
・「大丈夫」という気持ちを届ける
こうした心のこもった関わりが、「生きていく実感」を支える最大の力となります。
社長から皆さんへ
最後に、私から「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く皆さんに伝えたいことがあります。
私は、利用者様の気持ちを最優先にできる職員になってほしいと願っています。
介護技術だけではなく、寄り添う心をもって「生きる力」を引き出すことを意識してください。
利用者様に「今日は何もなかった」ではなく、「今日はこれができた」「今日はこんな話ができた」と感じてもらえるように。
その小さな積み重ねこそが、利用者様の「生きていく実感」につながります。
皆さんと一緒に、これからも心のこもった介護をつくり上げていきましょう。
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