相談の基本

前回は連絡のポイントについてお伝えしました。
今回は「報連相」の相談についてお伝えしていきたいと思います。

 

みなさんもご存知のとおり、

相談とは「上司や同僚・経験者などに話を聞いてもらいアドバイスや問題の解決策を見出す」ことです。

 

仕事ができる人の共通点として、

人の知識やスキルなどを活かすのが上手です。

 

相談することで聞いたアドバイスや解決策・知識は

あなたの問題を解決するきっかけになります。

 

その経験があなたのノウハウや知識となり

積み重なりあなたの成長につながります。

 

相談は、報告や連絡だけでは決して得ることのできない人の

経験や知識を得ることができる唯一の手段になります。

 

相談は連絡と一緒で義務ではありません。

 

相談をするかしないかはその人の判断になります。

 

なので、仕事の相談をするというのは、

「仕事に対するやる気や意欲の表れ」が見える化したものです。

 

・利用者様に元気に過ごしてもらいたい

・利用者様に楽しく過ごしてもらいたい

・チームワークを良くして職場を良くしたい

と思えば思うほど、あなた1人のチカラでは全然足りないと気づき、

その結果、自然と「相談する」という行動をとります。

 

一人の努力やチカラだけで達成した成果よりも、

同僚との協力によって実現した成果のほうが、

より大きな価値を持ちます。

 

他の人の知識や経験を活用することで、

自分一人では思いつかなかった

アイデアや解決策が生まれる可能性があります。

 

また、チームワークを通じて、

それぞれの強みを活かし、

弱点を補い合うことができるのです。

 

相談するときに大切なのが、

相談すべき内容を整理し、

簡潔かつ具体的に伝えることが大切です。

 

また、相談する相手の立場や状況を考慮し、

適切なタイミングを選ぶことも重要です。

 

相談するときは、

「どんな問題が起きているのかを具体的な背景」や

「自分の考えや考えられる対応方法」などを

自分の中で整理しておくことで、より効果的な相談ができます。

 

さらに、相手の意見や助言を素直に聞く気持ちを持って、

問題を解決した・もっと現状をより良くしたいという気持ちで

取り組むことも大切です。

 

最後に、相談した後にどうするかをはっきりと決めて、

その結果や進み具合をきちんと報告することが大切です。

 

そうすることで、チームワークが取れもっと上手くいくようになります。

 

つまり、相談は、ただ情報を伝えるだけではなく、

チームとしてみんなで成長していき、

あなた自身も成長できる大切な方法です。

 

次回は相談のポイントについてお伝えします。