連絡の基本
2024/10/14
前回までは、「報告の基本」についてお伝えしてきました。
報告の基本は、仕事の指示を受けた人は、
指示を出した人に結果や進捗を報告するのが義務になります。
では、報告と連絡の違いをはっきりさせるために、
今回は「連絡の基本」についてお伝えします。
連絡とは、
「あなたが仕事上で知った情報や見た事実、
もしくはあなた自身に起きたことや経験したことを上司や同僚に正確に伝えること」
です。
ここでいう仕事上で知った情報や見た事実とは、
・利用者様の薬に変更があった。
・治療方針で何かしら制限ができた。
・夜間に徘徊があった。
・利用者様Aさんと利用者様Bさんの間にトラブルがあった。
・ご家族から外出の要望があった。
・引き継ぎ時にその業務時間にあったことを正確に伝える。
などです。
「連絡」はあなたが知った情報や見た事実を
上司や同僚全てに対して行うものなので
一対複数になります。
また内容によっては他部署にも連絡するものも出てくると思います。
「連絡」も「報告」と一緒で「悪い情報」だけではなく、
「良い情報」も関係者と共有します。
仮にGHでうまく行った事例をFCと一緒になって
情報を共有するということです。
それは逆も然りです。
「連絡」と「報告」の違いは義務があるかどうかです。
報告には報告する義務が生じます。
連絡は義務はないものの、義務になっていない分、
あなたの主体性が問われます。
なので、周囲への思いやりや配慮の気持ちといった
「チーム意識の差」が明確に表れます。
指示があるか無いかに関わらず、
仕事を円滑に進めるためには周囲の協力は必要不可欠です。
なので、上司や同僚に有益な情報は積極的に連絡していきましょう。
連絡するか・連絡しないかの基準は、
あなたが連絡する情報や事実によって、
職場や業務に支障が出る。
または、その情報があることで職場や業務が円滑に進められるか
によって判断します。
なかには、あなたは知ってて当たり前と思っていることが、
上司や同僚などの周囲にとっては当たり前では無いかもしれません。
この思い込みは意外と多いです。
なんでもいえることですが、
「自分の常識は他人にとって非常識」
という考えを持つことです。
そう考えることで、
連絡をしないや連絡が遅れるということがなくなります。
まずは、全員が積極的に「連絡」を活用しながら業務を円滑に進めていき、
利用者様が安全で安心して日常生活を送れるように心がけましょう。
次回は、連絡のポイントについてお伝えします。
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