限られた時間の中で後悔しないこと
2023/10/22
前回は、自己管理やスケジュール管理について
お伝えしました。
今回は「時間管理」について、
僕なりの考えをお伝えしたいと思います。
「スケジュール管理」と「時間管理」を一緒のことだと
思っている人は多いです。
手帳やスケジュール管理アプリでは
1日のタイムスケジュールがあるので、
混同しやすいんだと思います。
しかし、僕の考えは全くの別物だと思っています。
ビジネス雑誌や意識高い系の美容雑誌でも
よく「時間の使い方」などの見出しで話題になりますが、
「時間の使い方が上手い」とは、どんなことだと思いますか?
また、「忙しい」ことに悩んでいる人も多いです。
「忙しくてやりたいことができない」と嘆いている人がいますが、
よくよく考えると変なことです。
まずは、自分にとってどのような時間の使い方が理想なのか、
ということを考える必要があると思います。
当たり前のことなのでお伝えするのも変な話ですが、
「1日24時間」という時間は、誰にでも等しく与えられており、
また時間は無限にあるように勘違いしがちです。
しかし、自分が使える時間は、自分の寿命分しかありません。
もし、いまからでも自分が使える残り時間が分かったら、あなたはどうしたいですか?
「時間管理」とは「自分の命の時間の使い方を管理する」こと
時間管理と聞くと、自分の外にある時間を管理するようなイメージがありますが、
「自分の命の時間の使い方を管理する」ことだと思います。
寝ていても、本を読んでても
スマホを見ていても時間は経っていきます。
テレビや映画を観て、笑ってようと泣いていようと、
命の時間は減っていきます。
休日を寝て過ごしたり、ダラダラして過ごしたり、
スマホを観ているだけで終わったなど、
せっかくの休日を中途半端に使ってしまい、
後悔した経験がある人は多いでしょう。
そうした経験から、
「自分の時間の使い方はこれでいいのか?」という視点を持つことが大事です。
もし、いますぐ命を落とす状況に陥ったとしたら、後悔しませんか?
たいていの人が「絶対に後悔する!」と思うのではないでしょうか。
その後悔は、「自分にとってやるべき大事なことをやり遂げていない」
という後悔だと思います。
そして、それを後悔する理由は、
「忙しくて時間が足りなかった」ではなく、
「十分、時間があったにも関わらず、行動(実行)しなかった」ことの
後悔だと思います。
介護施設で働いていると、
利用者様とのお別れは誰しもが経験します。
お別れするときに、
「もっとああしとけば良かった。」
「もっとこうしとけば良かった」と
後悔することもあると思います。
その後悔も、行動(実行)しなかった後悔です。
この2つのことから考えられることは、
「自分自身の残された命をこれからどうやって使っていくのか?」
ということも考える必要もあると思いますし、
「利用者様に残された余生をどうやって使ってもらうか」
ということも考える必要があります。
大事なのは、限られた時間の中で、
「何が大事(重要)か」
という考え方です。
それと同時に、
「何が大事(重要)ではないか」
という問いでもあります。
「自分たちや利用者様には寿命がある」ということを再認識し、
何が重要で、何が重要ではないかの優先順位をつけ、
行動(実行)することが、「理想の時間の使い方」だと僕は思いまし、
「限られた時間の中で後悔しないこと」だと思います。
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