自己変革で自己成長を促す
2023/09/22
先日の記事で、成果や結果を出すには、
頑張る前に「目標」が大事だとお話ししました。
一般に「目標達成」が注目され、
達成率という結果に一喜一憂しがちです。
「やったー♪目標体重まで痩せることができた!」
「やっと専門書を200冊読んだ!」など、
目標が達成された時は何とも言えない喜びを感じます。
しかし、「達成さえすればいいか」かとなると、
少し違うことがあります。
なので、「目標を持つ意味」についてお伝えしていきます。
「目標」を明確にすると、頑張る方向性が決まります。
どのくらい自分が頑張れば目標達成できるかが、
ぼんやりとわかります。
目標が「80kgから75kgにする」なら
「5kg痩せる」のにどのくらいの努力が必要かわかります。
目標が「専門書を200冊読む」なら、
「まずは初歩的な自分でもわかる本から読もう」など、
目標を達成する順番が見えてきます。
しかし、ほとんどの人が目標を決めずに、
「できるだけ頑張ろう」としがちです。
しかし、このような「できることだけを頑張る」という
考え方では気持ちばかりが逸り、
具体的に頑張ることができませんし、
頑張ったとしても本人が思っているほど
成果は上がっていないことが多いです。
一方で、目標を明確にしてそれを達成しようと努力する
「なにがなんでも目標を達成する」という強い考えで頑張ると、
その過程の中に「自己変革」が起きるので、
自分が成長できる仕組みができます。
大事なことは「目標の高さとその内容」です。
「できるだけ頑張ろう」と努力する場合は、
「自分の出来る範囲」という現在の自分の能力が前提に
なります。
しかし、「なにがなんでも目標を達成する」と努力する場合は、
目標を達成できる条件を備えた自分が前提となります。
現在の自分ではなく、達成できる自分が前提になるので、
そこから「自己変革」が必要になるのです。
目標達成を軸に置くことで、
「目標が達成できなかった(未達)」場合には、
自分の考え方や努力の仕方を変えざるを得なくなるのです。
この「自己変革」こそが「目標」を持つ本当の意味なのです。
例えば、「3ヶ月で80kgから75kgまでダイエットする」と
目標を立てて取り組んだとします。
3ヶ月後、結果はマイナス2kgの78kgだったとしましょう。
達成率は40%なので、目標の半分も達成していません。
しかし、この3ヶ月でマイナス2kgできたことは、
自分の食生活やトレーニングを変えたことになります。
今までは
「今日だけは、お腹が空き過ぎてたからドカ食いしよう」
「今日は仕事を頑張ったから、今日だけお酒を好きなだけ飲む」
という訳のわからない理由で暴飲暴食していた誘惑に打ち勝ち、
我慢できたとすれば、それは「自分の欲をコントロール」できた
ということになります。
この経験こそが、「自己変革」であり
「目標を立てて努力できた」という
「経験の財産」になります。
この目標が
「結婚式前日までに80kgから75kgまでダイエットする」
だったら、達成する意欲も努力も
もっと違ったかもしれません。
ここで「目標管理」の価値を発見することができます。
「目標管理」とは、「自己管理」のための方法であるとともに、
「自己コントロール」のための方法でもあるのです。
なので、「なにがなんでも目標を達成する」という
覚悟が必要になってきます。
また、「できるだけ頑張ろう」と努力する場合と
「なにがなんでも目標を達成する」と努力する場合の違いは、
生き方の違いでもあります。
「できるだけ頑張って生きる」という姿勢と、
夢や理想を追いながら、
「目標に向かってチャレンジすることで、自己改革しよう!」とする
生き方は、全く違うのです。
目標を掲げることは簡単です。
目標を達成する、その過程が大変で大事なのです。
まずは、自分の中で目標を設定し、
「自己変革」を起こしつつ、
自分が成長して行くことを目指すことが大事なのです。
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