未来を渡す介護 ─ 利用者様に『明日』を感じてもらうために
2026/03/27
ー利用者様の心を前に向けるためにー
はじめに
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、日々の介護業務、本当にお疲れさまです。
介護の仕事は、身体のケアや生活支援だけでなく、利用者様の心をどう支えるか が非常に重要です。
私が特に大切だと感じているのは、利用者様に 「未来を感じてもらうこと」 です。
今日は「未来を作る」というテーマで、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
1. 失われやすい「前向きな気持ち」
失うことの多さと心の影響
高齢になると、次のような変化に直面する方が多くいます。
・体力が落ち、思うように動けなくなる
・麻痺や障害が残り、不自由な生活を余儀なくされる
・社会とのつながりが薄れ、孤独を感じる
こうした現実の中で最もつらいのは、「心が前を向けなくなること」だと思います。
グループホームいろは・ファミリーケアいろはの役割
私たちの施設に暮らす利用者様にとっても、前を向ける生活が必要です。
そのために、未来を感じてもらえる関わり を日々の中で意識することが大切なのです。
2. 明日を感じてもらう工夫
用事があることの意味
「明日やることがある」
「これを楽しみにしている」
その感覚は、利用者様の心を前に向ける大きな力になります。
逆に、予定が何もない状態は、気持ちを沈ませ、生きる張り合いを失わせてしまいます。
具体的な声かけの例
日常の中で未来を感じてもらうために、こんな声かけが効果的です。
「明日は○○をしましょう」
「明日の食事が楽しみですね」
「春になったら一緒に桜を見に行きましょう」
何気ない言葉の積み重ねが、利用者様の心に「未来がある」という安心感を与えます。
3. 会話で未来を届ける
続きのある会話を意識する
利用者様との会話は、その場限りで終わらせず「未来につながる言葉」を意識しましょう。
「今年の桜もきれいだけど、来年の桜もきっときれいですよ」
「明日の昼食は何でしょうね!何が食べたいですか?」
「また明日も楽しくお話ししましょうね」
たとえ利用者様が覚えていなくても、その瞬間に 笑顔になり、前を向ける気持ち が生まれれば十分です。
否定せずに未来を示す
時に「来年は生きていないかも」と冗談めかして言われる方もいます。
そんな時こそ、明るく返して未来を示すことが大切です。
「そんなに元気なら、来年も迎えが来ないですよ!」
「来年も一緒に元気で過ごしましょうね」
こうした言葉は、照れ笑いと共に利用者様の心を和ませます。
4. 一瞬でも前向きになれる介護
瞬間の笑顔が大切
未来を考えることは大きな目標を立てることではなく、一瞬でも心を前に向けること です。
利用者様が「明日もある」「また楽しみがある」と思えるだけで、その日の気持ちは大きく変わります。
職員の意識が未来を作る
「今日はここで終わり」ではなく、「続きがある」と伝える意識を持ちましょう。
それが利用者様にとっての未来を形づくるのです。
5. グループホームいろは・ファミリーケアいろはの意図
私たち「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」は、利用者様に未来を感じてもらう介護を意図していきましょう。
介護の本質は「寄り添う心」であり、身体の支援だけでなく、心の支援が必要です。
利用者様が「聞いたこと・言ったこと」を覚えてなくてもいいんです。
その時だけでも利用者様が笑顔になり、心がウキウキして前を向く。
ただそれだけでいいと僕は思います。
日々の何気ない会話や声かけの中で、利用者様に「明日がある」「未来がある」と思っていただけるよう取り組んでいきましょう。
社長から皆さんへ
最後に、私から職員の皆さんへ。
私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く皆さんに、利用者様の気持ちを第一に考え、未来を一緒に描ける職員であってほしいと思います。
介護技術や知識も大切ですが、それ以同じくらいに大事なのは 「利用者様の心を前に向けること」 です。
どうか皆さんが日々の会話や関わりの中で、利用者様に「明日が楽しみ」と思っていただけるよう、寄り添ってください。
それこそが、グループホームいろは・ファミリーケアいろはの介護をより温かく、誇れるものにしていく力になると信じています。
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