小さな望みを叶える力
2026/03/13
ーできない理由よりできる工夫をー
はじめに
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、日々の介護業務本当にお疲れさまです。
皆さんの献身的な働きによって、多くの利用者様が安心して毎日を過ごされています。
今日は「利用者様の望みを知り、叶えること」について考えてみたいと思います。
介護の現場では、どうしても効率や安全が優先されがちですが、その中で利用者様の小さな希望が見過ごされていないでしょうか。
1. 利用者様の望みが断られる現状
敬遠されがちな「イレギュラー」
施設の現場では
「今日はお菓子を食べたい」
「買い物に行きたい」
「お風呂の日じゃないけれど入りたい」
など、日常的な望みがよく聞かれます。
しかし、その多くが「決まりだから」「団体行動だから」という理由で断られるのが現実です。
団体生活という思い込み
職員は「施設は団体生活だから仕方ない」と考えがちですが、利用者様にとってはここは「暮らしの場」であり、学校や寮のような規律に縛られた団体生活ではありません。
利用者様にとっては、自分らしい暮らしが続くことこそが大切なのです。
2. その人らしさを守るために
普通の生活を奪わない
高齢者ケアの基本は「その人らしい暮らしを支えること」です。
老いを背負った上で「何を望むか」は、その人の個性であり生き方そのものです。
「できないから奪う」ではなく、「できる限り奪わない」 ことが大切です。
支える立場の私たちが望みを奪ってしまえば、利用者様は深く傷つき、生きる意欲を失ってしまうかもしれません。
心を傷つけない介護
「お風呂は今日はダメです」と一言で断るのは簡単です。
でもそれは、利用者様に「自分の望みは大切にされていない」と感じさせてしまう可能性があります。
日常の小さな希望こそが、その人の心を支える大切な要素なのです。
3. 小さな工夫で望みを叶える
完璧でなくてもいい
もちろん、利用者様一人ひとりの要望にすべて応えるのは簡単ではありません。
それでも「工夫次第」で叶えられることは多いのです。
・お風呂の日でなくても、一番最後に洗身はせずに浴槽にだけ浸かってもらう。
・「お酒が飲みたい」と言われたら、ノンアルコールビールを用意する。
・「甘いものが食べたい」と言われたら、糖質控えめのお菓子を少量提供する。
こうした小さな配慮で、利用者様は「自分の望みを大切にしてもらえた」と感じ、安心や喜びにつながります。
特別なことではなく「普通のこと」
利用者様の望みは、必ずしも旅行や豪華な食事のような特別なものではありません。
日常生活の中での 「ちょっとした望み」 を叶えることが、その人らしい暮らしを守ることにつながるのです。
4. 職員に求めたい姿勢
望みを「知ろう」とする心
利用者様の小さな望みを叶えるためには、まず「知ること」が大切です。
そのためには日常会話の中で耳を傾け、表情やしぐさから気持ちを汲み取る姿勢が必要です。
チームで支える
一人の職員だけで利用者様の望みに応えるのは難しいこともあります。
だからこそ、職員同士で協力し合い「どうすればできるか」を考え、チームで望みを叶えていくことが求められます。
5. グループホームいろは・ファミリーケアいろはの意図
私たち「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」は、利用者様の望みを大切にし、その実現を意図する介護を心がけましょう。
介護の本質は、知識や技術だけでなく「寄り添う心」にあります。
人が生活していくうえで、普通の要望をかなえることも、寄り添う介護だと僕は思っています。
日常の中で小さな望みを尊重することが、利用者様にとって「ここで生きていてよかった」と思える暮らしにつながります。
社長から皆さんへ
最後に、私から皆さんにお伝えしたいことがあります。
私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く職員に、次のような姿勢を持ってほしいと願っています。
・利用者様の気持ちを第一に考える職員
・できない理由ではなく「どうすればできるか」を考える職員
・職員同士が仲良く、支え合って働ける職員
介護の基本は「寄り添う心」です。
どうか利用者様の望みを一つでも多く叶え、「グループホームいろは・ファミリーケアいろはで生きる喜び」を支えていきましょう。
----------------------------------------------------------------------
株式会社インテント
〒886-0004
住所 : 宮崎県小林市細野2283番地3
電話番号 : 0984-27-3885
----------------------------------------------------------------------

