「ひとりじゃない」と伝える介護
2026/02/27
ー孤独を和らげる寄り添いの力ー
はじめに
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、いつも利用者様のために力を尽くしてくれてありがとうございます。
介護の現場は、食事・入浴・排泄などの生活支援に目が行きがちですが、本当に大切なのは 「利用者様が孤独を感じないこと」だと思います。
施設で暮らしていても、孤独を感じる利用者様は少なくありません。
今日は「孤独感を和らげる」というテーマについて、一緒に考えてみたいと思います。
1. 孤独感を抱える利用者様
「ひとり」の不安
施設で過ごしていても、夜はひとりで眠り、目を閉じても、目を開けててもひとり。
日中、ロビーで過ごしていて、周りに私たち介護する人や他の利用者様がいる中でも、孤独感を感じている利用者様がいるかもしれません。
また、介護者が行き来しても、声をかけられなければ孤独感は薄れません。
利用者様は「自分は誰とも関係していない」「社会から遠ざかっている」と感じ、不安や寂しさを募らせます。
その不安や孤独感がBPSD(認知症の行動・心理症状)につながっていることもあるのです。
2. BPSDの背景にあるもの
技術だけでは解決できない
BPSDが出たとき、落ち着かせるための知識や会話技術も必要ですが、もっと根本的な要因に目を向けることが大切です。
「なぜ不安になるのか」「なぜ落ち着かないのか」
その背景に孤独感があるのではないかと考えてみることです。
孤独を和らげる第一歩
孤独感を和らげるには、介護者自身が「あなたはひとりではない」と態度で示すことが欠かせません。
これが利用者様の安心につながり、BPSDの予防や軽減にもつながります。
3. 社会とのつながりを意識する
外の世界との交流
施設での生活をしている利用者様は、外に散歩に行ったり、病院を受診したりするだけでも、社会とのつながりを実感できると思います。
しかし、その前提として大切なのは「普段から孤独を感じさせないこと」です。
社会(世間)とつながることも必要ですが、まずは僕たち介護者が利用者様としっかりとつながっていくことが重要です。
日常の中でできること
・目が合ったときに笑顔でうなずく
・声をかけ、会話を積み重ねる
・表情やしぐさで「一緒にいるよ」と伝える
こうした日常の小さな積み重ねが、利用者様の心を支え、外の社会とのつながりへと広がっていきます。
4. 介護者自身が「つながる」
職員と利用者様の関係性
介護者が利用者様としっかりつながっていなければ、社会とのつながりを広げることはできません。
私たちが「まず利用者様とつながる」ことこそが、社会との橋渡しの第一歩です。
「あなたはひとりではない」と伝える
普段の会話や表情を通じて、「あなたはひとりじゃない」というメッセージを伝え続けましょう。
それが利用者様の不安を和らげ、安心できる毎日を支えます。
5. 職員同士のつながりも力になる
チームで支える
利用者様が社会とつながりを実感するためには、職員同士の関係も大切です。
互いに支え合い、協力し合う職場環境であれば、自然と利用者様へのケアも温かいものになります。
雰囲気は利用者様に伝わる
職員同士が仲良く声をかけ合っていれば、その雰囲気は必ず利用者様に伝わります。
「ここは安心できる場所だ」と感じてもらうために、まずは私たち自身が良い関係を築くことが大切です。
社長から皆さんへ
最後に、私から皆さんに伝えたいことがあります。
私は「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く皆さんに、利用者様の気持ちを第一に考え、仲間を大切にできる職員であってほしいと思います。
利用者様が「ここにいれば社会とつながっている」と思えるように、日常の小さな会話や笑顔を大切にしてください。
僕たち介護者が利用者様とつながっていなければ、社会(世間)とつながれるわけがありません。
介護の本質は、知識や技術ではなく 「寄り添う心」 にあります。
皆さん一人ひとりがその心を持って取り組んでくださることで、グループホームいろはとファミリーケアいろはは、もっと温かく安心できる場所になります。
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