できない理由より、できる工夫を ─ 利用者様の気持ちに寄り添う介護
2026/01/23
ー利用者様の気持ちをかなえる介護へー
はじめに
「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の皆さん、日々の業務本当にお疲れさまです。
介護の仕事は体力的にも精神的にも大きな負担がありますが、その中でも一人ひとりの利用者様に丁寧に向き合ってくださっていることを、私は心から誇りに思っています。
今日は「利用者様の気持ちをどのように大切にするか」というテーマで、一緒に考えてみたいと思います。
1. 利用者様の「やりたい」が叶わない現状
実現が難しいとされる希望
現場では、利用者様が「これをやってみたい」「あそこに行きたい」「あれを食べたい」と希望されることがあります。
しかしその多くが、次のような理由で実現できずに終わることがあります。
・怪我や事故のリスクがある
・体調を崩すかもしれない
・職員数や時間の制約がある
・家族の許可が必要
・予算や計画の調整が難しい
・認知症だからすぐ忘れるかもしれない
結果として、「また今度考えましょう」と先送りにされ、利用者様の想いが置き去りになってしまうことが少なくありません。
2. 理念と現場のギャップ
運営方針にあるもの
私たちの運営方針には、次のような理念を掲げています。
・「利用者様一人ひとりが自分らしくいられる場所を提供する」
・「その人の尊厳や意思を大切にする」
理念が実践につながらないとき
しかし実際の現場では、リスク回避が優先され、この理念が十分に活かされない場面があります。
「尊厳を大切に」と言葉では掲げながら、ルールや仕組みが整っていなければ、最終的な判断は現場任せ。
その結果、「できない理由」が優先され、利用者様の気持ちが後回しになってしまうのです。
3. リスク管理と「生きる意味」
命を守ることは使命
もちろん、リスク管理は非常に大切です。
利用者様の命と安全を守るのは、介護の根幹です。
行き過ぎは「生きる力」を奪う
けれども、リスクを恐れるあまり、利用者様の希望や「やりたい気持ち」を奪ってしまってはいけません。
生きる楽しみを失うことは、生きる意味を奪うことにつながります。
「できる工夫」を考える
できない理由を並べるより、「どうすればできるか」を考える姿勢が大切です。
・食べたいものが健康に不安 → 量を工夫して安全に提供する
・外出が不安 → 職員が付き添い、家族にも説明して協力を得る
「工夫次第で叶えられる」という視点を持つことが、寄り添う介護につながります。
4. 「心に寄り添うルール」を作る
仕組みで支える介護
現場判断がバラバラにならないよう、利用者様の心に寄り添えるルールを整える必要があります。
・「危ないからダメ」ではなく「どうすればできるか」を話し合う
・利用者様の希望を記録し、施設全体で共有する
・チームで協力し、希望を叶える工夫を考える
こうした仕組みを整えることで、「自分らしく過ごせる場所」が現実になります。
5. 職員同士の関係性も大切に
チームワークが希望を叶える
利用者様の希望を実現するには、職員同士の協力が欠かせません。
お互いに「じゃあ私が付き添いますよ」と声をかけ合える雰囲気があれば、自然と希望が実現しやすくなります。
逆に、職員同士がギスギスしていると、「余計なことは増やしたくない」という空気になり、利用者様の気持ちが後回しにされてしまいます。
だからこそ、仲間を大切にし、支え合える関係を築くことがとても大事なのです。
社長から皆さんへ
最後に、私から「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く皆さんに伝えたいことがあります。
私は、皆さんに次のような職員であってほしいと願っています。
・利用者様の気持ちを第一に考える職員
・リスク管理に偏らず、「どうすればできるか」を考えられる職員
・職員同士が仲良く、支え合いながら働ける職員
介護の本質は 「寄り添う心」 にあります。
技術や知識も大切ですが、それ以上に重要なのは、利用者様を思う気持ちです。
どうか皆さん一人ひとりが、この心を胸に、日々の仕事に取り組んでください。
それこそが、「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」の介護をさらに温かく、誇れるものにしていくと信じています。
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