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生きる力を引き出す介護

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生きる力を引き出す介護

生きる力を引き出す介護

2025/09/26

ー利用者様が感じている責任ー

 

皆さん、日々「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で利用者様に寄り添って介護をしてくださり、本当にありがとうございます。


介護の現場では、食事や入浴、排泄の介助といった日常的な支援も大切ですが、それと同じように大事なのは「利用者様自身が、感じている責任を理解しに支えること」です。

 

今回は「利用者様自身が、感じている責任を理解しに支えること」というテーマについて、一緒に考えていきたいと思います。


 

1. 利用者様が抱える「責任感」とは

 

長生きへの申し訳なさ

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介護の現場では、ときどき利用者様からこんな言葉を耳にします。

・「こげん長生きして申し訳ない」

・「生き過ぎた。早く迎えがくればよかとに」

・「こげん生きるもんじゃねぇね。みんなに迷惑ばっかかける」

 

これらの言葉の背景には、「家族や周囲に迷惑をかけているのではないか」という責任感や遠慮の気持ちが隠れていると思います。

私たちが思う以上に、利用者様は「生きていること」そのものに対して責任を感じているのです。

 

その責任感が与える影響

 

こうした思いが強くなると、気持ちはふさぎこみ、生きる意欲を失うことにつながることもあります。
だからこそ、職員一人ひとりが利用者様の声に耳を傾け、責任感からくる「申し訳なさ」を和らげる関わりが必要です。

 


 

2. 小さな役割を持つことの大切さ

「できること」をお願いする

 

申し訳ないと思っている責任感を軽くしながら、生きる張り合いを感じてもらう方法のひとつが、「小さな役割」を持ってもらうことです。

・利用者様に他の利用者様のお茶を入れてもらう

・洗濯物をたたむのを手伝ってもらう

・他の利用者様に声をかけてもらう

 

こうした小さな役割は、「自分はまだ人の役に立てる」という自信を与えます。
ただ世話を受けるだけでなく、「人の役に立てる」という感覚を持っていただけるのです。

 

健康への意識づけにもつながる

 

役割を担うことで、自然と「元気でいなければならない」という意識が芽生えます。
これは自分の役割に責任を持つことにつながり、心身の安定に大きな効果をもたらします。

 


 

3. 言葉かけの工夫で生きる力を引き出す

 

繰り返し伝えることの効果

 

「長生きし過ぎて、周りに迷惑をかける」と口にする利用者様には、私はこんな言葉をかけることが多いです。

「苦しいのは誰でも嫌ですよね。でも○○さんが元気でいてくれることが、周りのみんなを安心させるんですよ」

「ケガをしないように毎日しっかり元気でいてくださいね。○○さんにしかできないんですよ」

「周りの人を慌てさせないように今日も頑張りましょうね」

 

そうすると、その言葉を否定する利用者様はあまりいないことに気づくと思います。

「あーそうだね!」と笑顔でうなずいたり、笑顔で僕の顔を見てきます。

 

一度で伝わらなくても大丈夫です。

何度も繰り返し伝えることで、その言葉は利用者様の心に少しずつ根づいていきます。

 

笑顔やうなずきが変化のサイン

声かけのあと、笑顔でうなずかれたり、目を見て笑ってくださったりする。
それは「自分の存在が認められた」と感じた証拠であり、次の生活への前向きな力につながると私は思っています。

 


 

4. 職員同士の協力が生み出す安心感

 

チームでの取り組み

「自分の健康に責任を持ってもらう」ためには、職員全員が同じ姿勢で利用者様に向き合うことが大切です。

・同じ声かけを職員同士で共有する

・役割づくりの工夫をチームで話し合う

・利用者様の小さな変化を記録し合ったり職員同士で共有する

こうしたチームケアが、利用者様の安心感を高め、職員自身の働きやすさにもつながります。

 


 

5. 技術よりも「寄り添う心」

介護技術はもちろん必要ですが、利用者様の気持ちを理解し、支える心がなければ本当の意味での介護はできません。
「寄り添う心」があるからこそ、利用者様は自分が感じている責任感を忘れ、前向きな気持ちで生きる力を引き出せるようになります。

 

・技術=体を支える力

・心=生きる力を支える力

この両輪がそろって初めて、良い介護が成り立つのです。

 


 

社長から皆さんへ

最後に、私から「グループホームいろは」「ファミリーケアいろは」で働く皆さんに伝えたいことがあります。

私は、利用者様の気持ちを最優先にできる職員になってほしいと思っています。
介護は「やってあげる仕事」ではなく、「その人が自分らしく生きる力を取り戻せるように支える仕事」です。

 

利用者様に

・自分はまだ役割を果たせる

・元気でいなければならない

と思っていただけるような関わりを、これからも続けていきましょう。

 

その積み重ねが、利用者様の笑顔を増やし、施設全体を温かい空間にしていきます。

皆さんと一緒に、これからも「心で支える介護」を築いていけることを楽しみにしています。

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